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社会保障塾第5回

広島大学の佐々木宏先生を講師に第5回社会保障塾を開催します。先生は貧困問題について、国内だけでなく、国外、特にインドにおける貧困についても研究をされています。

貧困問題は、科学的には個人的要因VS社会的要因という二つの要因の対立が主な争点になっています。社会保障の充実を願う私たちは、貧困の社会的要因を重視しています。これは、反貧困運動に不可欠なスタンスであることは間違いありませんが、一方で、個人的要因を強調し貧困を「自己責任」「自業自得」とする論調の日本社会での強さもこれからの社会保障運動にとって無視することはできないと思います。今に始まったことではありませんが、最近の生活保護の『不正受給問題』のマスコミでの扱われ方のなかにも「生活(貧困)の自己責任」論が見え隠れしています。こうした貧困理解は、社会保障制度を私たちが求める姿とは正反対の方向に導くテコとなる可能性を秘めています。

今、格差、ホームレス、ネットカフェ難民といった言葉により「貧困が存在すること」は広く社会に認識されつつありますが、こうした状況は次に「社会は貧困に対して何をすべきか」という争点を日本社会で浮かび上がらせることになるでしょう。ここで鍵を握っているのは、日本人の貧困理解をめぐるコンセンサスになると思われます。そこで、あらためて「自己責任」論など貧困理解のイデオロギーを念頭において、今後の反貧困運動・社会保障運動を考えてみたいと思います。皆さんふるってご参加下さい。

生活保護の『不正受給問題』を起点にして考えるこれからの反貧困運動

  • 講師  佐々木宏先生(広島大学)
  • 日時 3月22日(土) 14時~
  • 場所 広島市社会福祉センター(中区千田町・中消防署前・電停タカノ橋下車し南に300メートル)
  • 資料代  500円
  • 主催  社会保障塾運営事務局 (生活支援センターあさみなみ内・担当須藤さん 082-870-2788) 

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