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「保険料は80,934円です」~2回目の説明

本日(4/9)付『中国新聞』21面掲載記事において、「中国5県の平均保険料(年額)」が掲載されていましたが、広島県の「平均保険料(年額)」は80,934円であり、この一覧掲載の金額「66,900円」は、これまでの意味での「平均保険料」とはチョッと違います。同紙は昨年11/28付記事においても同様の数字を掲載しましたが、その当時も内外から「数字がちがうが?」という質問を受けました。この違いについて、あらためて説明をしておきます。

*これまでの数字(広島の場合・年額80,934円)の計算は「一人当たり年間保険料額」です。
            
これは、「保険料賦課総額÷被保険者(推計)数」によって算出されたもので、各地の広域連合も、これまでこの数字で説明をしてきています。
広島県の後期高齢者医療制度の「保険料」の算出根拠となっている、重要な数字です。

*中国新聞報道の数字(広島の場合・年額66,900円)の計算は、「被保険者が負担するはずの、一人当たり年間保険料額」と理解されます。これまで世間でつかわれてきた「保険料」とは別物です。

これは、厚生労働省の指示にもとづいて各広域連合が算出し、厚生労働省が発表している「数字」です。現在公表されている数字からは算出が不可能ですが、①低所得者への「法定軽減」額は国が負担するため、賦課総額から控除、②被用者保険の被扶養者への「2年間均等割額の5割のみ負担」(制度本来の「経過措置」)に必要な軽減額も、国が負担するため、賦課総額から控除します。つまり「被保険者自身がこの制度において負担することになるはずの総額÷被保険者(推計)数」で除して算出されたようです。「国が負担する分」といっても、その財源も税金によって国民から調達しているわけですから、なんかアヤシイ数字spaに思えません?

なぜ、厚生労働省が、そんなアヤシげな数字を「保険料」と発表し始めたのか?こたえは多分、「その表示金額がより安くみえるから」ではないでしょうか?

後期高齢者医療制度の保険料に関して、同省は過去にも「標準的な厚生年金受給額(単身)をめぐり、従来の「年額208万円」を、突然「年額201万円」に変更した前歴shineがあります。この当時は、「当初試算より保険料が高額だ」との批判が相次いでいた頃。突然の数字(208→201)変更で「標準的な厚生年金受給者(単身)」の保険料には新たに「2割軽減」が適用sign02されることになり、当時の政府側答弁を大いに助けることになりました。

ちなみに、平均保険料80,934円(月6,745円)の算出モデルは、年金収入のみの場合で年受給額2,096,765円。あくまで「出発時の保険料」bombです。

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