安心の介護保障を!介護保障求めるひろしまの会総会
「在宅」へ。これが、この春の診療報酬・介護報酬同時改定の最大の特徴です。
これだけだと耳触りが良いけれど、実際にやることはエグイ。
高機能の病院から在宅までをピラミッドのような階層と捉え、
その傾斜をキツク締め上げる「政策的ダイエット(強制)」。
→副作用「追い出し」「締め出し」が人々を襲い、やがてスサマジイことになるのです。
画像は政府提供。右肩上がり点線が入っているのは、時間経過による変化です。…ね?
いまの介護保険のままじゃあ、ほんとうの介護保障はできない。
28日には広島市内で、介護保障を求めるひろしまの会と県社保協の共催で、「介護と診療報酬同時改定でどうなるか?」講演会をひらきました。
介護の現場に働くケアマネさんやヘルパーさん、病院で働く看護師さん、そして利用者やご家族の方々、計72名の参加で会場はいっぱいに。
制度改定と今回の報酬改定の問題、この動きを包括する「社会保障と税の一体改革」について、全日本民医連から林泰則さん(事務局次長)に駆け付けていただき、じっくり解説のうえ、あつく共同行動へのよびかけをいただきました。
特に印象に残ったスライドがコチラ↑。ギリシア神話『プロクルステスの寝床』…。
”型にハメる”たとえから、医療・介護に不可欠な人の個別性(QOL)を否定して暴走する、いまの「介護保険制度」や「一体改革」を象徴する逸話として紹介されました。
足をちょん切られたり、むりやり引き延ばされたり…痛いですね。
そんなのは、「社会保障制度」と呼べないシロモノです。
いますぐ声を、あげましょう!
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