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2012年1月の2件の記事

安心の介護保障を!介護保障求めるひろしまの会総会

Photo 「在宅」へ。これが、この春の診療報酬・介護報酬同時改定の最大の特徴です。
これだけだと耳触りが良いけれど、実際にやることはエグイ。
高機能の病院から在宅までをピラミッドのような階層と捉え、
その傾斜をキツク締め上げる「政策的ダイエット(強制)」。
副作用「追い出し」「締め出し」
shockが人々を襲い、やがてスサマジイことになるのです。
画像は政府提供。右肩上がり点線が入っているのは、時間経過による変化です。…ね?

いまの介護保険のままじゃあ、ほんとうの介護保障はできない

28日には広島市内で、介護保障を求めるひろしまの会と県社保協の共催で、「介護と診療報酬同時改定でどうなるか?」講演会をひらきました。
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介護の現場に働くケアマネさんやヘルパーさん、病院で働く看護師さん、そして利用者やご家族の方々、計72名の参加で会場はいっぱいに
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制度改定と今回の報酬改定の問題、この動きを包括する「社会保障と税の一体改革」について、全日本民医連から林泰則さん(事務局次長)に駆け付けていただき、じっくり解説のうえ、あつく共同行動へのよびかけをいただきました。
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特に印象に残ったスライドがコチラ↑。ギリシア神話『プロクルステスの寝床』
wobbly…。
”型にハメる”たとえから、医療・介護に不可欠な人の個別性(QOL)を否定して暴走する、いまの「介護保険制度」や「一体改革」を象徴する逸話として紹介されました。

足をちょん切られたり、むりやり引き延ばされたり…痛い
impactですね。
そんなのは、「社会保障制度」と呼べないシロモノです。

いますぐ声を、あげましょう!

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胴上げ、騎馬戦、肩車…まだ言うの?

野田首相は運動会が好きらしいが、社会保障の問題でこの例えは全くあたらない。にもかかわらず、多くの新聞社説でもそのまま受け入れられているのは、なぜだろう?

24日国会での施政方針演説では…”多くの現役世代で1人の高齢者を支えていた「胴上げ型」の人口構成は、今や3人で1人を支える「騎馬戦型」となり、いずれ1人が1人を支える「肩車型」に確実に変化していきます。今のままでは、将来の世代は、その負担に耐えられません”…だそうだ。

この間何十年と税金を集めてきた側が、しれっと口にしてよい言葉だろうか?

イメージにするとこうだ↓政府はゲームで子供に教えている⇒財務省キッズコーナー
Photo
以前にも紹介したが、「働く者が社会を支えている」という前提で”負担”の話をしたいのなら、人口と就業者で計算すべきだ。
かの首相が例えに使ったはずの数字を日本語に訳すと、”20-64歳が「現役」(食わずに働く
sign02)で、65歳以降が「高齢者」(働かずに食うsign02)で、19歳以下は行方不明(消失sign02)”という非道な計算annoyによっていることになる。
もともと高齢化しかあらわさない数字に、無理やり「世代間」の対立を持ち込もうとするイヤらしさが、そこにある。誰もが生まれてから老いていくのに、どうして「世代」を切り取って較べるのだろう。「ずっと現役世代」の人間なんていない。

20年以上前にもこの議論はあって、当時の古い表で表すと、こういうこと↓ 赤が野田氏の「運動会」青が、総人口÷就業者
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人口の推計がズレ大きいので、ちょっと調べなおしてみた。
40年後の「就業者数」は発見できてないが、「人口推計」は、こんな感じ⇒「0703.xls」をダウンロード
2020年の就業者数推計は悪いパターンによれば約5,849万人という(政府社会保障改革集中検討会議第10回資料「就労促進」)。その時の人口推計は約12,274万人。やはり昔も今も将来も、「人口の約半数が働く」構造に大きな変化はないはずだ。

結論。はたらく人々が、キチンと生活できるだけの収入を手にできるようすることが、まず政治の最優先ではないのか?負担の問題でも、企業に応分の社会保障負担を求めることが本筋だ。

「不況」と言われ続けたこの10年間をみても、ますます人のくらしがやせ細り、大きな企業ばかりが”空前のカネ余り”を続けているのだから。

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